* 踊りに行くぜ!!への
推薦コメント * |
近江商人には、売り手よし、買い手よし、世間よしの「三方よし」という考え方があります。地域経済の活性化やCSR、フェアトレード等が重要なトピックである現在、市場原理主義を脱する21世紀型の経営理念として再評価されています。
「踊りに行くぜ!!」は、いわばダンス版の「三方よし」なのでは? 未知の体験や新たな出会いが、ダンサー、観客、地域の各々を元気にする。大量消費型のソフトにはない魅力が、そこにあります。
堤広志/演劇・舞踊ジャーナリスト
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天野由起子の「C◎ONPEIT◎」の、めくるめく衝撃は今も忘れられない。音の使い方に独創があって、細部の動きまで記憶に残った。
掬い上げていつまでも心にしまっておきたいのは、近藤良平&野和田恵里花「小さな恋のメロディ」も同じ。もちろん彼らは、「踊りに行くぜ」がなくても活躍していた。しかし松山の三好絵美は、この企画があればこそ大きく花開いただろう。
今年はどこでだれと出会うか。老年の楽しみつきることがない。
加藤種男/アサヒビール芸術文化財団 事務局長
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眠れず食えず座れない、道のり険し貧乏旅行。なお、やめられぬ旅×ダンス! ともすりゃ長〜い移動も鼻歌。衝撃作品みちゃった帰路は、恥を掻き捨て浮かれ足……。
旅先ゆえの解放的な身体とこころでダンスに酔うは、まごう方なきウカレポンチ。あのダンスとその土地にどう反応する、この私? あぁ確かめずにいられない、それが´踊りに行くぜ!!´――山越え空飛び海渡る、これ去年の私。いやいやもしや、今年のあなた?!
タカハシアヤ/「踊りに行くぜ!!」大分実行委員会・旅するダンスウォッチャー
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様々な土地に異なった人々が生きているということを、「踊りに行くぜ!!」は教えてくれる。
言葉ならこうして「日本語」というワクに寄りかかれるけれども、知らない人が知らない土地で踊る時そこには「日本語」も何もありはしない。不安だ…しかし楽しい。意思は通じず、何かを理解し合うわけでもない。ただ新しいチャンネルが開通して体と体の密かな交信が始まる。自由ラジオの電波のように、ワクを無視して、ダンスは飛び交う。
武藤大祐/ダンス批評
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立ち上げ当初4都市だったことを思いおこすと、ダンスの持つ力を感じます。
当社では「トヨタコレオグラフィーアワード」を2001年に創設、「踊りに行くぜ!!」に出演された方々がファイナリスト8名の中に残ることも多く、各地域の個性豊かなダンスに出会えることをいつも楽しみにしています。
アーティストの発掘のみならず、関わる人たちのネットワークも着実に拡がってきているこの活動を、これからも応援していきたいです。
鈴木なを子/トヨタ自動車株式会社 社会貢献推進部
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ご当地に着いたら、劇場から一番近いスーパーマーケットへ。新鮮な野菜や魚を見ると心が和む。
おっちゃんおばちゃん、女子高生やお兄ちゃんたちの何気ないやり取りを横目に見ながら、出来立てのお惣菜や飲み物を買い込む。その街の食べ物と人々のエネルギーをチャージしてぼちぼち身体を伸ばすのが私の好きな始め方。ほな、踊らしてもらいます〜!!
北村成美/なにわのコリオグラファー・しげやん
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