ダンスミーティング「ダンスの持つ可能性」vol.3
5月27日(月) PM7:00−9:00
今回の4組のレジデンスアーティストをパネラーに迎え、このプロジェクトについて、サラ&パトリックの世界各国で行っているサイト・スペシフィック公演の紹介、ヘッドロング・ダンスシアターの作品の紹介、室伏 鴻、ヤザキタケシによる海外で体験した公演以外の活動など、様々な“ダンスの持つ可能性”についてのミーティングです。ダンスに関係している方、興味を持っている方、是非ご参加ください。
参加費は無料ですが、当日お席の準備の都合がありますので、JCDNまでお名前と連絡先をファックスかメールでお知らせください。
PERFORMANCE
タイトル 「ニューヨーク・ハドソン川から京都・鴨川へ」
日時:
6月1日 (土)PM 開演7:00
6月2日 (日)PM 開演3:00
会場: 京都芸術センター 1F
上演作品:
"Partners Who Touch, Partners Who Don't Touch".Sara Pearson/ Patrik Widrig
"Looks Like That" Headlong Dance Theater
“Edge-Kyoto” 室伏 鴻
“koko (Work in Progress)” ヤザキタケシ
他、アメリカ・日本でのレジデンシーでのスタジオワークを通してクリエイトした
共同作品(未定)、ワークショップ参加者による作品(未定)
上演後、アフタートークあり。
入場料: 前売り 2,500円 当日 3,000円
予約・問い合わせ:NPO法人 ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JCDN)TEL 075-361-4685 FAX 075-361-6225
E-mail jcdn@jcdn.org JCDNサイト www.jcdn.org
JCDNダンスリザーブ(インターネットによるダンス予約システム) http://dance.jcdn.org/
5月21日(火) | 5月22日(水) | 5月23日(木) | 5月25日(土) | 5月26日(日) |
13:00-15:00 室伏鴻 |
13:00-15:00 室伏鴻 |
13:00-15:00 室伏鴻 |
13:00-15:00 Sara/Patric |
11:00-13:00 Sara/Patric |
15:30-17:30 Hedlong |
15:30-17:30 Hedlong |
15:30-17:30 Hedlong |
15:30-17:30 室伏鴻 |
13:30-15:30 室伏鴻 |
18:30-20:30 Sara/Patric |
18:30-20:30 Sara/Patric |
18:30-20:30 Sara/Patric |
18:30-20::30 Hedlong |
16:30-18::30 Hedlong |
5月28日(火) | 5月29日(水) | |||
13:00-15:00 ヤザキタケシ |
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15:30-17:30 Hedlong |
15:30-17:30 Hedlong |
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18:30-20:30 Sara/Patric |
18:30-20:30 Sara/Patric |
■室伏 鴻(東京)「Butoh Contemporary ワークショップ」
「息の交流」ノ /「持続と切断」/「イメージと外のイメージ」ノ /「エッジ」
を5日間のプログラムの基礎に、「踊るとはなにか」をいっしょに考えます。
い)息のコントロール、ろ)息の多様な、は)波動と8は、に)不眠の、ほ)歩行と倒れること、へ)トランスフォーメーション、と)インプロヴィゼーション
対象: 舞踏に興味のある方(経験は問いません)
定員: 15名
参加費: 5回通し 10000円 1回2500円 (通しで参加される方を優先します)
■Sara Pearson
/ Patrik Widrig (ニューヨーク)
「クリエイティブ・プロセスの祝祭」
--ダンサーと、ダンスを経験したことのない人たちのために--
内容:ムーブメント、アイデア、感覚、感情、記憶を媒体にして聞こえてくる身体の中の声を見つけ出し、ダンスに構築していく方法をソロ、デュエット、グループワークを通していろんな角度から探求する。ムーブメント、音楽、言葉、ありとあらゆる環境の中を模索するワークショップ。
対象: ダンス経験者+ダンス未経験者
定員: 20名
参加費: 7回通し 14000円 1回2500円 (通しで参加される方を優先します)
■Headlong Dance Theater (フィラデルフィア)
David Brick, Andrew Simonet 「ダンスシアター」
このワークショップは、エキサイティングなダンスシアターをつくり出すための、創作とパフォーマンスに焦点を置いています。数多くの“quick and
dirty(ぱぱっと荒い)”ダンスをつくるために、「構成された即興」「コラボレーションのテクニック」「短かい課題」を探求するつもりです。特にヘッドロング・ダンスシアターの特長である“ダンスと言葉”というテーマも取り上げます。7回のワークショップを通して、皆さんが創ったダンスまたはダンス組曲をワークショップの最終日に行なうインフォーマルなショーイングか、もしくは6月1日2日の公演の一部として、発表してもらいます。
対象: 振付家/ダンサー
定員: 15名
参加費: 7回通し 14000円 1回2500円 (通しで参加される方を優先します)
■ヤザキタケシ(京都)
それぞれ自分が持っている身体を再確認する事で生まれる動きを発展させながら、個からグループへと空間を広めて行き、今可能なダンスを創作していきます。
対象: 振付家/ダンサー
定員: 15名
参加費:1回2500円
ワークショップ申し込み方法
JCDNに電話で予約された上、下記に参加費をお振込みください。参加費を確認した時点で正式受付となります。予約から1週間の間に振込みがない場合は予約取り消しとなります。
お振込先 郵便振替 口座番号 00980−3−137183 口座名称 JCDN
ワークショップ・公演チケット・ミーティング予約・問い合わせ
定員になり次第、締め切らせていただきますので、予約はお早い目にお願いします。NPO法人 ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JCDN)
京都市下京区神明町241 オパス四条501
TEL 075-361-4685 FAX 075-361-6225
E-mail jcdn@jcdn.org JCDNサイト www.jcdn.org
JCDNダンスリザーブ(インターネットによるダンス予約システム) http://dance.jcdn.org/
アメリカ
Sara Pearson
/ Patrik Widrig サラ・ペアソン/パトリック・ウィドリッグ
(ニューヨーク)
サラ・ピアソン/パトリック・ウィドリィ・カンパニーは1987年ニューヨークにて設立された。1996年に SUNY stony Brook財団からアートアワードを受賞。ニューヨークでは、ジョイスシアター・セントラルパーク・DTW・P.S.122・セントマークスチャーチ・キッチン・ムーブメントリサーチinジャドソンチャーチなどでの公演を行うとともに、メキシコ・韓国・ニュージーランド・インド・ブラジル・ギリシャ・イギリス・スコットランド・イタリア・スイスにて海外ツアーを行っている。他、ニューヨーク大学などで、ダンスの講師を務めている。
文化の多様性をテーマにした彼らの作品は、ありふれた生活慣習の中にミステリアスな不思議さ、破壊力、そして親密な関係性の局面を描き出し、15年に渡って国際的なファンを獲得してきた。シンプルな動きの組み合わせによって観客の感動を生み出す、とてもすてきな2人である。日本のたくさんの人たちとダンスを共有することを楽しみにしている。初来日。
Headlong Dance Theater ヘッドロング・ダンスシアター (フィラデルフィア)
David Brick, Andrew Simonet ディビッド・ブリック、アンドリュー・シモネット
ヘッドロング・ダンスシアターは、1993年にアメリカ・フィラデルフィアにてDavid
Brick, Andrew Simonet, Amy Smith の3人によって創立され、以降共同で作品を創作してきた。彼らの作品は親しみやすく、また、洗練されたセンスのよさで知られている。ヘッドロングは、形式主義とポップカルチャーと激しい身体能力をミックスして、これまでの観客の想像を超えた、活気に満ちた陽気なダンスシアターをつくり出した。たとえば「Car
Alarm」という作品では、観客にフォークダンスを教え、車の警報装置音の中でみんなで踊った。「Teen Tragedy
Trilogy」は、若者の暴力を扱った暗く、魅惑的な作品。96年にNYデビューを飾った作品は、無音の中、3人のメンバーがヘッドホーンを耳につけてインプロビゼーションを行っているのだが、それぞれが順番にヘッドホーンをはずし、他の人が何を踊っているのかを、面白おかしく説明するという、これまでのダンスという概念を超えた作品を次々に生み出している。70年代の青春と映画を違った語り口で綴ったダンス作品「STAR
WARS」で、ベッシーアワード賞を受賞。メンバーの1人が出産のため今回は男2人での初来日。日本のダンサーと作品を作ることを楽しみにしている。
日本
室伏 鴻(東京)
‘69年土方巽に師事。’72年「大駱駝艦」の創立・旗揚げに参加、数多くの伝説的名舞台に出演する一方、「アリアドーネの会」をプロデュース、舞踏新聞「激しい季節」を編集・刊行した。’76年舞踏派「背火」を主宰。’78年パリで『最期の楽園−彼方の門−』、公演は一ヶ月のロングランとなり、舞踏が世界のBUTOHとして認知されるきっかけとなる。’86年よりヨーロッパ・中南米を中心に意欲的活動を続ける。’00年は大阪トリイホール、東京Die Pratzeで公演。'01年はメキシコ、ウィーン、マルセイユ、など6都市で活動、メキシコのダンサーとの間で[JAPAN-MEXICO 02]を進行中。日本には、10月世田谷パブリックシアター・トラムに新作[Edge 01]でメキシコから3人のEdge Dancersと登場。11月前橋にて、「第16回国民文化祭・ぐんま2001」に出演。
ヤザキタケシ(京都)
人が生きていくことの普遍性、自らがこの社会で生きていくリアリティーを問い続け、舞台でリアルをさらけ出す振付家・ダンサー。ブラスバンド、演劇を経て'82年よりダンス(バレエ・ジャズ・モダン)を始める。'89年二ューヨークへダンス留学。多数のオフ・ブロードウェイの公演に出演。その間自分は東洋人であることに改めて目覚め、自分を生かせる身体作り(回転動カ学を基本にしたもの)に方向を転換し、今に至る。'92-'98年(フランスのプロジェクト)
MATOMAに参加し数多くの国際ダンスフェスティバルに出演。'97年ダンスカンパニー「アローダンスコミュニケーション(ADC)」を設立し、'98年バニョレ国際振付賞にノミネートされる。'00年1-3月フランス・南アフリカ、チュニジアの3カ国で公演。同年9月リヨン・ダンスビエンナーレに招待参加。'01年パリ・マルセイユへの招待公演。そして'02年には、NY・DTW(ADC)への招待公演が予定されている。