こちらの公演は無事終了致しました。沢山のご来場、誠にありがとうございました。
公演記録はこちらへどうぞ。
現代の都市文明から逃れて山麓生活を始めた画家渡辺隆次の庭は、開発で生存の危機を感じた植物たちが集まるアジール(避難所)。
安穏廟(あんのんびょう:宗派に関わりなく受け入れ、跡継ぎを必要としない墓)を全国に先駆けて創設した角田山妙光寺は制度としての「家」が崩壊した時代の死者たちのアジール。
その妙光寺で、渡辺隆次の絵を新たに加え、縁切寺(女たちのアジール)をライトモチーフにした2011年の話題の作品「アジール」を再演。
新潟公演
2013年10月19日(土)18:30開演
2013年10月20日(日)17:30開演
公演終了後、出演、制作者たちのトークを行います。
19日(土)西松布咏・寺田みさこ・飯名尚人・渡辺隆次
20日(日)西松布咏・寺田みさこ・飯名尚人
三味線・唄 西松布咏
振付・ダンス 寺田みさこ
作・演出・映像・照明・音響・デザイン 飯名尚人
出演 今村達紀 おらんだ
チケット料金
一般 3,000円
寺田みさこのダンスワークショップとのセット券 4,500円
ご予約
新潟絵屋
電話・FAX 025-222-6888
E-mail info@niigata-eya.jp
*E-mail、FAXでお申し込みの場合は 連絡先(電話番号)、人数を併記して下さい。
チケット取り扱い
新潟絵屋、妙光寺、砂丘館・売店、北書店、和田屋・ウインズ(岩室温泉)
会 場 角田山妙光寺客殿(築300年の書院空間)
〒953-0011 新潟県新潟市西蒲区角田浜1056 TEL 0256-77-2025
WEBサイト http://www.myoukouji.or.jp/
地図はコチラ http://www.myoukouji.or.jp/access/map_detail.html
佐渡に流罪になった日蓮が強風で漂着したゆかりの聖地に、今から700年前の正和 2 (1313)年に創建された古刹。創建後二度の火災に遭い、宝暦14(1764)年に再建された旧本堂は、230年の風雪と水害で老朽化が進み、平成13(2001)年に一新。同じ年数を経てきた客殿(書院)は、昭和56(1981)年に鞘堂の形式で保存された。回廊に囲まれた広い院庭は、祭礼や芝居などの行事に大勢の人々で賑わう。平成1(1989)年、全国に先駆けて家族血縁による跡継ぎを必要としない墓『安穏廟』を開設した寺としても知られる。
[バス] *公演に間に合う最後の便
JR越後線巻駅から『角田妙光寺前』 巻駅前 16:10発―角田妙光寺前 16:46着
10月の土日限定運行『角田山周遊登山バス』 巻駅前 14:25発―角田妙光寺前 15:17着
バスは便数が少ないので新潟交通のホームページ等で時間をご確認ください。
[タクシー]
JR越後線・越後曽根駅から15分。内野駅から20分。
[自家用車]
新潟駅周辺から国道402号線経由で40分。
高速北陸道・巻潟東インターから角田浜方向25分。
寺田みさこのダンスワークショップ!
ダンスの代表的なテクニックのひとつ”リモンテクニック”を使って、体の重力を意識した自然な状態を見つめるウォームアップから始まり、参加者が、自分のオリジナルな動きを一つクリエイションすることまでを試みます。自分のからだとダンスを再発見していきます。
2013年10月20日(日)12:30 〜 14:30
会場 巻農村環境改善センター
〒953-0076新潟市西蒲区福井3975-1 TEL 0256-72-8848
http://www.city.niigata.lg.jp/nishikan/shisetsu/community/noson/makinoson.html
参加対象 中学生以上、ダンス経験者
参加料 2,000円(アジール公演とのセット券4500円)
ご予約 新潟絵屋
電話・FAX 025-222-6888
E-mail info@niigata-eya.jp
*E-mail、FAXでお申し込みの場合は 連絡先(電話番号)、人数を併記して下さい。
同時開催の展覧会
渡辺隆次展「山里に広がる生命の宇宙」
2013年10月10日(木)〜11月4日(月・祝)
10:00〜17:00(10/20は 16:00まで)
休み:月曜日(10/14を除く)、火曜日、10/18
都会生活から離れ、八ヶ岳山麓をアジール(避難所)として30年以上の生活を続けてきた画家渡辺隆次の、山麓で出会った生命の不思議を造形した作品を展示。トークでは画家が山麓で送る人生と自然への思いを語る。
出品作「『きのこの絵本』貼交屏風」「枯野」など屏風7点、絵巻「写生 冬のはな」3巻、ほか額装された絵画約20点を予定
渡辺隆次(わたなべ・りゅうじ)
1939年東京八王子に生まれる。武蔵野美術学校(現武蔵野美術大学)西洋画科卒業、東京学芸大学養護科修了。1977年から八ヶ岳山麓長坂町のアトリエで制作を続ける。1992年より1999年まで武蔵野美術大学特別講師。エッセイストとしても活躍し、主な著書に『きのこの絵本』『山のごちそう』『八ヶ岳 風のスケッチ』(ちくま文庫)がある。2000年、武田神社(山梨県甲府市)菱和殿に山梨の草木禽獣などを描いた120枚の天井がを奉納。その後画文集『花づくし実づくし―武田神社菱和殿天井画―』を上梓。今なお精力的に制作を続ける。個展多数。2013年八ヶ岳美術館で「渡辺隆治 生命曼荼羅」開催」。
主催 NPO法人新潟絵屋
共催 NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JCDN)
Groovism Company
協力 角田山妙光寺 和田屋・ウインズ(岩室温泉)
助成 公益財団法人アサヒグループ芸術文化財団 (公財)新潟県文化振興財団助成事業
協賛